DMM FXは国内トップのシェアを誇る安定感抜群の国内FX業者で、高い信頼感・安心感があり、国内最狭のスプレッド・クイック入金による手数料無料などの他社にはない優位性もあります。加えて搭載されているインジケーターもFX初心者を意識されたラインナップになっており、デモトレードによるFXトレード練習まで可能です。
FX初心者がFXを始めるにあたってピッタリの業者です。取引環境・機能ともに国内FX業者の代表格であると言って間違いありません。FX初心者にとってDMM FXこそが最も稼ぎやすい業者であると言っても過言ではないです。
では、実際にDMM FXを使ってどのように稼いでいくか、DMM FXならではの実践的な手法を解説します。今回は『DMM FXで稼ぐ』ことをテーマにして、DMM FXスワップポイントで稼ぐ手法、DMM FXならではの稼げるインジケーターによるおすすめチャート設定・トレード手法を解説します。
DMM FX スワップポイントで稼ぐ手法
スワップポイントとはFXトレードをしていると必ず付いてくるポイントです。DMM FXにもこのスワップポイントが付与されます。
スワップポイント取引は高度なFX知識は全く必要ではなくFX初心者でも非常に取り組みやすく利益を出しやすい手法ですので特におススメです。ここでは、DMM FXを使ってスワップポイントで稼ぐ具体的な手法をお伝えします。誰でもできる手法となっております。
DMM FX スワップポイントとは
スワップポイントとは一言で言ってしまえば『取引する2通貨の金利差』のことです。FXトレードは通貨と通貨を交換(スワップ)します。
そして交換する通貨間には金利差があります。例えば日本円で考えると、現在の日本円は超低金利です。ほぼ金利が無いに等しいレベル、というよりむしろマイナス金利です。
このことは普段銀行で定期預金をしている方でしたら皆さんご存知のはずです。現在の日本の金利は-0.10%です。一方でアメリカの金利は0.25%、南アフリカなら3.5%、メキシコなら4%もの金利が付きます。この金利差を狙ってDMM FXのスワップポイントで稼ぐのです。
簡単に言えば、ドル円で考えた場合、金利-0.1%の日本円を売って金利0.25%の米ドルを買うとすると、0%の金利をもらえる金利(実質的には0円)を売って、0.25%の金利をもらう権利を買うわけです。つまり、0.25-(-0.1)=0.26%分の金利を稼げる、ということです。
ここでは最も身近なドル円を具体例に挙げましたが、もっと金利の有利な通貨でスワップポイントを狙った取引をすればスワップポイントで着実に稼ぐことができます。
ドル・ユーロ・ポンド等のメジャーな通貨より、メキシコペソ(金利4%)、南アフリカランド(金利3.5%)等のややマイナーな通貨の方が金利は高く、これら金利の高い国の通貨と、金利が世界で最も低い日本円とを掛け合わせたスワップポイント取引であれば、FX初心者でも容易にスワップ利益を出すことが可能なのです。DMM FXでは、スワップポイント取引で有利なメキシコペソや南アフリカランドも取り扱っています。
スワップポイントはFX業者によっても付与されるポイント額が変わってきます。その中でもDMM FXは、FX初心者でもスワップポイントでの取引がしやすくなるよう、FX業者の中でも非常に有利なスワップポイントを提供してくれています。
また、スワップポイントの重要事項としては、スワップポイントがプラスの方向へポジションを保有しているだけで利益が出るということです。利益は1日単位で翌日に付与されます。
決済してしまうとスワップポイントはそれ以降の日は付与されません。スワップポイントは初日にはもらえませんが、2日目以降はポジションを保有している限りずっともらえるということです。
例えば、ドル円を買いエントリーで保有した場合、つまり円を売ってドルを買う取引をした場合、5日間保有すれば2日目から毎日スワップポイントがもらえますので、4日間分のスワップポイントが付与されます。気をつけなければならないのが、逆の場合です。
ドル円を売りエントリーすると、これは金利の高いドルを売って金利の低い日本円を買うことになりますので、この場合は金利差がマイナスになり、スワップポイントはマイナスになります。ですので、この後お伝えするDMM FXのスワップポイント一覧をしっかりチェックして、確実に金利差がプラスになる通貨の組み合わせだけを狙ってポジション保有する必要があります。
以上より、低い金利の通貨を売って高い金利の通貨を買う、そしてそのポジションを保有し続けることがDMM FXスワップポイントでコツコツと着実に稼ぐための基本スタイルとなります。
DMM FX スワップポイント一覧
DMM FXのスワップポイントがどのぐらい付与されるのかを見ていきます。まず一覧表が下図となります。これはDMM FXを使って1ロットで取引した時に付与されるスワップポイントとなります。
DMM FXスワップポイントの一覧表(スワップカレンダー)のうち、まずはメジャー通貨であるドル円・ユーロ円・ポンド円を挙げました。2021年8月時点のDMM FXスワップポイントとなります。このDMM FXのスワップポイントは他社と比べても非常に優秀な数値です。
この表の見方ですが、例えばドル円の8/2(月)欄を見ると、買い6、売り-9となっています。これはドル円で買いエントリーしてそのまま1日ポジションを保有した場合、1ロットに対して6円のスワップポイントが付与される、つまり6円の利益になるということを意味しています。逆にドル円で売りエントリーしてポジションを保有し続ければ翌日には9円のスワップポイントのマイナス、つまり9円損失が出るということです。
DMM FXのスワップポイント付与数は毎日変わっていますが、ほぼ毎日同じような数値になっています。DMM FXスワップポイントを毎日チェックしたい場合は『DMM FX スワップカレンダー』と検索すればこの表にたどり着きますので、ここで確認して下さい。
上表でもお分かり頂ける通り、スワップポイントは木曜日に通常の約3倍のスワップポイントがもらえます。これは土日に金融機関が休日の分をまとめて木曜日に付与されることになっているためです。DMM FXのスワップポイント狙いで取引するにあたっては、水曜日から木曜日にかけてスワップポイント狙いで有利なポジションを保有しておくことも1つの方法です。
この表から読み取れることは、ドル円とポンド円なら買い、ユーロ円なら売りでポジション保有し続ければ利益を得られることが分かります。逆に言えば、日をまたいでポジションを保有する場合、ドル円やポンド円で売りエントリーすると、スワップポイントはマイナスになりますので、トレードの内容に関わらずスワップ分の損失を受けることになり、不利となります。
このように、スワップポイントはプラスになる通貨組み合わせなら保有することで大きなメリットがありますが、マイナスになる通貨組み合わせだと、スプレッドのように『コスト』になってしまいますので注意が必要です。
では続いて、マイナーな通貨の組み合わせも見ていきます。基本的には日本円の金利が大変低いので、金利の高い国の通貨と日本円との組み合わせがスワップポイントとして有利になります。
あまり見慣れないかもしれませんが『ZAR/JPY』は南アフリカランド円、『MXN/JPY』はメキシコペソ円です。この2つの通貨も買いエントリーで保有し続けると着実にプラスのスワップポイントが付与されます。
この2つの通貨は、DMM FXのスワップポイント取引において非常に狙い目となります。結論から言えば、DMM FXスワップポイントで着実に稼ぐにはメキシコペソか南アフリカランドを使うべきなのです。以下ではその理由について解説します。
DMM FX スワップポイントは1ロットあたりのポイント
DMM FXスワップポイントは『1ロットあたり』で付与されるポイントです。『1取引』ではありません。1ロットという『取引数量』が基準となります。ここがミソです。
つまり、スワップポイントがプラスになる通貨組み合わせに対して、できるだけ多くのロットを投入してポジション保有しておくことが、トータルでの大きなスワップ利益につながるというわけです。
DMM FX ドル円でスワップポイントは稼ぎにくい
FX初心者の場合、多くの軍資金が用意できない人もいることでしょう。例えばDMM FXを使って10万円の資金でスタートした場合、ドル円でどのぐらいのロット数を保有できるかと言えば、2ロットです。
DMM FXでは取引の最小単位が1万通貨です。1万通貨というのはドル円で言えば100万ドル=約110万円です。しかしDMM FXにはレバレッジ25倍という仕組みがあるので、実際には110万円÷25≒4万4千円ぐらいが1ロットに必要な日本円となります。10万円の軍資金なら2ロットしか買えないということです。
これだけロット数が少ないと、いくら地道に稼ぐと言ってもなかなか利益は増えません。DMM FXのスワップポイントは極めて優秀な数値ではありますが、そもそものロット数が少なければ、それだけ利益も小さいものとなってしまいます。
軍資金10万円でドル円のスワップポイント(1日平均7円)狙いで2ロット、買いエントリーで1ヶ月保有し続けたとしても、7円×2ロット×20日間=280円です。たしかに銀行預金よりはプラスになりますが、労多くして益少なしの状態です。スワップポイントとは別に、『通常のエントリーとしては買いエントリーを1ヶ月続けている』ことになるので、運良く相場が上昇していれば通常エントリー分でプラスの利益を得られますが、相場が下降してしまえば、280円ぐらいのスワップ利益は飛んでしまい、損失を受けることになります。スワップポイントで利益を得るには、もし相場が保有ポジションと逆行してしまっても帳消しできるぐらいの利益を得ておきたい所です。
ドル円は最もメジャーな通貨ペアですが、少ない軍資金で多くのロット数の取引ができないので、少額でスワップポイント狙いの取引をするのには不向きなのです。
DMM FX スワップポイントで10万円稼ぐ裏ワザ手法
ではFX初心者はDMM FXのスワップポイントで稼ぐことはできないのかというと、そんなことはありません。工夫次第で大きく稼ぐことができます。FX初心者がDMM FXのスワップポイントで稼ぐための裏ワザ的な手法をお伝えします。
それは、DMM FXスワップポイント取引にはメキシコペソ円か南アフリカ円を使うのです。有り難いことにDMM FXではこのマイナー通貨も取り扱ってくれています。なぜこの2つの国の通貨をおススメするのか。それは10万円でも多くのロット数で取引できるからです。ドル円の場合は1ドルが110円です。平たく言えば、多くの日本円を払わないと1ドルにならないということです。しかしメキシコペソなら、1メキシコペソ=約5円です。南アフリカランドの場合は、1ランド=約7円です。つまり、少ない日本円でメキシコペソやランドを手に入れることができるのです。
先述したように、スワップポイントは1ロットあたり数円のプラスになるものです。利益を得るにはできるだけ多くのロットを投入する必要があります。
ここで先ほどの例に戻りましょう。軍資金10万円とした場合の話です。ドル円なら2ロットしか取引できませんでした。これがメキシコペソならどうか。1メキシコペソ=約5円なので、1万通貨は5万円。しかしレバレッジ25倍が効くので1ロットに必要な日本円(必要証拠金)は、50,000÷25=約2,000円です。つまり10万円の軍資金があれば、メキシコペソならいきなり約50ロットを投入することができるのです。同様に南アフリカランドなら約35ロットの取引が可能です。わずかな軍資金でも大きなロット数で取引できるというわけです。この点がメキシコペソと南アフリカランドの大きなメリットと言えます。
そしてこの2つの通貨であれば、DMM FXのスワップポイントであれば、買いエントリーでメキシコペソなら平均8円、南アフリカランドなら平均5円のスワップポイントが毎日付与されます。ここを狙うのです。
ではどのくらいのスワップ利益が出るのか試算してみます。スワップポイントの良い所は、事前に利益を計算できることです。10万円の軍資金をすべてメキシコペソの買いエントリーに投入したとします。買いスワップポイントは平均して1ロット1日8円です。
50ロット取引できますので、1日あたりのスワップポイントは8円×50ロット=400円。これを1ヶ月続ければ400円×20日間=8千円です。メキシコペソを買いでエントリーしてポジションを保有しているだけで、1ヶ月8千円のスワップ利益が得られるのです。1年間、買いポジションを持ち続けるだけで約10万円のスワップ利益を得ることができるのです。これは日本の銀行に預けているだけだと一生かかっても得られない利益額です。
ここでは非常に少ない軍資金10万円で試算しましたが、もしスタート段階の軍資金が100万円であれば、この10倍のスワップ利益になります。買いポジションを保有しているだけで月々10万弱、年間100万円のスワップ利益が得られると考えれば、相当利回りの良い投資となります。
このように、DMM FXのメキシコペソ・南アフリカランドをフル活用すれば、スワップポイントだけで大きな利益を得ることができるのです。
しかし、これはあくまで『スワップ利益』です。メキシコペソ・南アフリカランドを使ってスワップ利益を得るには『買いエントリーでポジションを保有し続ける』ことが絶対条件となります。つまり、スワップとは別で通常のトレードとしてはずっと買いエントリーを継続していることになります。相場が上昇すれば買いエントリー部分はプラスになりますが、相場が下降すれば買いエントリーではマイナスとなります。
以下では、この部分の考え方について説明します。
DMM FX スワップポイントで稼ぐために必要な思考
DMM FXのスワップポイントでの裏ワザ的な稼ぎ方はここまで見てきたように、メキシコペソ円か南アフリカランド円で大きなロット数を買いエントリーして、ポジション保有し続けることです。あとは、買いエントリーによる通常の取引部分をどう見るか、です。
結論から言います。通常トレードの買いエントリー部分は、気にしないで下さい。通常トレード部分で負けることがある点を織り込み済みで、そのマイナス要素もろとも買いエントリーでポジションを保有し続けるのです。
スワップポイントで稼ぐにはある程度の割り切りが必要なのです。DMM FXならメキシコペソ円、南アフリカランド円を買えばスワップポイントは確実にプラスになるので、買いエントリーでポジション保有することだけを考えるのです。トータルでは着実にプラスになる可能性が高いのです。もちろんマイナスになることもありますが、FXはギャンブルではなく投資です。
『期待値』という考え方で見る必要があります。期待値とは『平均利益金額÷平均損失金額』により算出でき、これが1以上なら、その手法を続けていけば確実にプラスになる、という考え方です。今回のDMM FXのスワップポイントで稼ぐ手法も、この期待値という考え方に当てはめて見ていきます。
まず、FX相場は上昇(買い)か下降(売り)しかありません。つまり買いエントリーが当たる確率は約50%です。『約50%』と言ったのは、厳密には相場は緩やかに上昇を続けて下がる時に一気に下落する傾向がありますので、任意の地点から単純に買いエントリーを続けた時の勝率は52~53%になります。ここでは分かりやすく便宜上50%の勝率としておきます。次にスワップポイントですが、これは100%スワップ利益が出ます。そして、買いエントリー時にはスプレッドが発生しますが、DMM FXならメキシコペソ円のスプレッドは0.2銭です。これは他社にはほぼ無いぐらいの狭いスプレッドです。DMM FXならではの利点です。スプレッド0.2銭で50ロットは、約1千円のコストとなります。
ちなみにDMM FXでは現在、メキシコペソ円と南アフリカランド円のスプレッドだけがキャンペーン中となっており、他社と比べてもNO.1のスプレッドの狭さになっており、大変お得です。これはFX初心者が取引しやすい環境を常に考えているDMM FX側が、ぜひスワップポイント取引をして欲しいという意図があります。取引高が増えればDMM FXにとってもプラスであり、スプレッドのコストを抑えられる点ではトレーダーにも大いにメリットがあります。
今回は分かりやすい具体例として、先ほどの『軍資金10万円、1ヶ月、メキシコペソ円の買いポジション保有』で計算します。ここまでの情報を整理します。
❶買いエントリーが通常トレードとして当たる確率は50%。利益損失額は未確定。
❷買いエントリーによるスワップ利益は100%。+8千円は確約。
❸買いエントリーによる通常トレードのスプレッドによるコストは-1千円。エントリー時の1回きり発生するコスト。
です。❶だけだと丁半博打で投資にはならないですが、ここに❷スワップ利益が入ってくることによって、❸を加味してもこの取引は期待値1以上となり、やればやるだけプラスになる手法なのです。
仮に通常トレード部分の利益額・損失額を2万円とします。すると、買いトレードが的中すれば2万円+スワップ8千円-スプレッド1千円=2万7千円の利益です。一方、相場が下落して買いトレードが外れた場合は-2万円+スワップ8千円-スプレッド1千円=-1万3千円です。
これを分かりやすく言えば『50%の確率で2万7千円の利益、50%の確率で1万2千円の損失』ということになります。これを見てお分かり頂けたはずです。これは勝負するべき価値のある取引なのです。期待値は1を大きく超えます。通常トレード部分でマイナスになることも覚悟の上で、長期的に見てプラスになることが分かっているので、買いエントリーでポジション保有し続けるのです。
もっと平たく言えば、1ヶ月メキシコペソ円を買いポジションで保有するというルールで毎月これを繰り返すとします。年間で見た場合12ヶ月ありますので12回、これを繰り返すということです。通常トレード部分は確率的には月単位で6勝6敗です。もちろん8勝4敗になる年もあれば5勝7敗になることもありますし、プラスマイナス0の引き分けになることもありますが、押しなべての平均値です。年間トータルで見れば通常トレード部分はトントン、スプレッド部分で数千円のマイナスはあるものの、スワップ利益によって約10万の利益が出るのです。これは絶対にやるべき価値のある取引なのです。
DMM FX スワップポイントで長期的に稼ぐ
究極的には、『相場が下落を続けることによって月単位では損失を受ける可能性もあるが、年間トータルでは確率的にプラスになる可能性が圧倒的に高いので、DMM FXのスワップポイント狙いでメキシコペソ円を50ロット、買いエントリーで保有し続ける』ことをおすすめします。同様にロット数を稼げる南アフリカランド円でも良いです。銀行預金に比べるとはるかに利回りも良く、期待値も高い投資なのです。数ヶ月、もしくは1年間というスパンで見て下さい。
FX取引にノーリスクということはあり得ません。
しかし期待値が高い局面、つまり勝負に出るべき所(それを続ければ着実にトータルでプラスになる所)では一気に勝負に出る、という強気の姿勢も重要なのです。DMM FXのメキシコペソ円もしくは南アフリカランド円のスワップポイントを活用した取引は、まさに典型的な勝てる取引なのです。必要なのは、軍資金10万円と、通常トレード部分で少々マイナスになっても全く気にしないメンタルだけです。DMM FXならメキシコペソ円のスプレッドも0.2銭で済むのでコストも最小限で抑えられます。これは絶対におすすめの手法です。
DMM FX おすすめの設定・トレード手法①
【スーパーボリンジャー】
ここまではDMM FXのスワップポイントを活用した、トレード技術を一切抜きにした稼ぎ方を解説してきました。ここからは通常のFXトレードでの稼げる設定・トレード手法を紹介します。
DMM FXの強みは、約30種類にも及ぶインジケーターが搭載されている点です。そしてそのインジケーターの中に、DMM FXならではのおすすめインジケーターが3つあります。それは『スーパーボリンジャー』『スパンモデル』『RCI』です。
この3つが全て搭載されている業者はほとんどありません。なぜこの3つをおすすめするのか。理由は2つあります。1つ目が、非常にFX初心者向きで、簡単で分かりやすいからです。2つ目が、『今の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのかの、上下どちらの方向でエントリーする方が有利なのか』を視覚的に判断してくれるインジケーターだからです。
3つとも、相場の大局観を知るには打ってつけのインジケーターなのです。DMM FXにはこの3つが全て入っています。これは非常に有り難いことであり、3つのうちいずれかだけでも、是非とも活用して頂きたいのです。
RCIについては以前の記事で触れていますので、今回は割愛します。ここでは、おすすめの設定として、DMM FXが誇る自慢のインジケーター『スーパーボリンジャー』と『スパンモデル』のチャート設定とトレード手法を中心に解説します。
DMM FX おすすめ設定【スーパーボリンジャーとは】
DMM FXでチャート設定する上で絶対におすすめなのがスーパーボリンジャーを使った設定です。スーパーボリンジャーをDMM FXチャートに設定すると下のようになります。
普通のボリンジャーバンドはあまりに有名であり、FX初心者であっても知っている人も多いはずです。スーパーボリンジャーは、その通常のボリンジャーバンドに加えて、遅行スパンという線が入ったインジケーターです。遅行スパンは簡単に言えば、現在のレートをロウソク足21本分前にさかのぼって表示させたラインです。現在のレートが左に21本分ずれて表示されていると考えて下さい。
このスーパーボリンジャーの優れた所は、たったこれだけをチャート設定しておくだけで、現在の相場の方向感を把握することができる点です。見方は至って簡単です。遅行スパンがロウソク足より上回っていれば買い優勢、遅行スパンがロウソク足より下回っていれば売り優勢と判断します。たったこれだけです。これならFX初心者でもすぐに理解できるはずです。
遅行スパンがロウソク足を上回っている限り目線は買いエントリーだけを考え、遅行スパンがロウソク足を下回っている限り目線は売りエントリーだけを考えることが重要です。例え少々レートがエントリー方向と逆行しようが、このルールだけを死守することがポイントです。
ちなみに、なぜこのようなロジックになるかですが、遅行スパンは現在のレートが21本左にずれています。つまり、『21本後の現在のレート』を表しています。この遅行スパンがロウソク足を上回っているということは、例えば買いでポジションを持っていた人は21本後の現在は含み益を持っているということです。そのため、遅行スパンがロウソク足を上回っていれば買い優勢となります。
DMM FXにはこのスーパーボリンジャーが搭載されているので、これをチャート設定しないのは非常にもったいないのです。これほどシンプルでFX初心者にも視覚的に分かりやすいインジケーターはなかなかありません。
FX初心者にとって、おおよその目安でもいいので『買いが有利なのか売りが有利なのか』を把握できることは大きなメリットとなります。大きな方向感さえ分かれば、その方向に向かってエントリーをすれば、FXトレードで大怪我をする確率は極めて低くなります。FX初心者がFXで勝つためには、相場の大きな方向性に向かってエントリーすることが大切です。そのサポートをしてくれるのがDMM FXに搭載されているスーパーボリンジャーなのです。
チャート設定としては、スーパーボリンジャーは1時間足と5分足を使います。1時間足で全体の方向感を把握して、買いエントリーするべきか売りエントリーするべきかを決めます。そして、エントリーのタイミングを合わせるために5分足を使います。
DMM FX おすすめ設定【スーパーボリンジャー設定方法】
ではDMM FXのチャートにスーパーボリンジャーを設定する方法をお伝えします。これも非常に簡単です。FX初心者でも2分もあれば設定は完了します。
まずDMM FXにログインして、DMM FX PLUSを起動させます。
するとチャート画面が出てきますので、チャート部分の時間足で『1時間』を選択し、図の赤丸部分の『テクニカル指標追加・編集』ボタンをクリックします。
これでまずチャートを1時間足に設定できました。この1時間足はエントリー判断ではなく、あくまで相場の方向感を大局的に把握するために使用します。
次の画面で、テクニカル指標(インジケーター)の追加設定の所でスーパーボリンジャーを選択します。そして『追加』ボタンをクリックします。
するとスーパーボリンジャーのパラメーター設定をする画面が出てきます。パラメーターは元々の設定通りの数値のままにしておきます。その下にあるカラーの設定欄は、ボリンジャーバンドと遅行スパンの線の色の設定となります。各自でお好みの色に設定することができます。線の太さも設定できますが、遅行スパンは太い線に設定しておくとチャート画面がより見やすくなります。
ここまでできたら、一番下の設定ボタンをクリックします。これでチャートにスーパーボリンジャーを設定する作業は完了となります。設定完了後の画面は下のようになります。これが1時間足チャートです。
この1時間足で相場の方向感を見ることができます。結論から言いますと、この状況は完全な下降トレンド相場であり、売りエントリーで入ることだけを考える状況です。最新の遅行スパン(現在地から21本前に表示させた現在のレート)がロウソク足を下回っているからです。現在地から21本前(最新の遅行スパン)の地点で売りポジションを持ったトレーダーは現在、かなりの含み益を持っている状態です。つまり売りが非常に有利な状況です。
同じような作業で、今度は5分足チャートも設定します。設定方法は1時間足と全く同じで、先ほど1時間を選択した所で5分を選択するだけです。
下の画像が5分足チャートです。これでDMM FXチャートにスーパーボリンジャーを設定する作業は終了となります。
5分足チャートは、遅行スパンがロウソク足を少しだけ上回っています。5分足ではぎりぎり買いエントリーを示唆しています。1時間足の売りサインとは逆になっています。この点だけを把握できればトレードまでの準備は終了です。
DMM FX おすすめ設定【スーパーボリンジャーを使ったトレード手法】
ここまでDMM FXでのおすすめ設定としてスーパーボリンジャーを1時間足と5分足のチャートに設定する方法をお伝えしてきました。
では実際のトレード手法すなわちエントリーはどのタイミングで行うか。勘の鋭い方でしたらお気づきだと思いますが、そうです、『1時間足で買い&5分足でも買い』のサインが出た時(遅行スパンが1時間足・5分足ともにロウソク足を上回った瞬間)に買いエントリーをします。
その逆も同様に『1時間足で売り&5分足でも売り』のサインが出た時(遅行スパンが1時間足・5分足ともにロウソク足を下回った時)に売りエントリーをします。1時間足での大きな方向感に従ったエントリーを仕掛けるということです。
では先ほど設定したチャートを振り返ります。1時間足では売り、5分足では微妙な所ではありますが買い、というサインでした。こういう場合は、5分足が売りサインになるまで待ちます。つまり、5分足スーパーボリンジャーにおいて、遅行スパンがロウソク足を下回った瞬間に売りエントリーを仕掛けるということです。
今回の例では、1時間足は売りエントリー目線でありながらも、5分足チャートが買い目線になっているのでトレードをせず様子見するということです。ここが非常に重要になります。FXはいつでもトレードして良いわけではなく、しっかりとした論拠(ルール)に基づいて、そこに当てはまった時にだけエントリーすることが重要なのです。エントリーしている時間より様子見している時間の方が長いのです。チャンスがくるのを待ち、ここぞというタイミングでのみエントリーを仕掛けるのです。
この例で言えば、もし5分足のスーパーボリンジャー遅行スパンがロウソク足を下回ってきたら、1時間足が示す方向性と一致しますので、ここで売りエントリーを仕掛けます。その時の利益確定・損切りラインは、遅行スパンがロウソク足を上回ったタイミング(5分足が再び買い目線に切り替わったタイミング)です。
仮にこのまま5分足スーパーボリンジャーの遅行スパンがロウソク足を下回らずずっと上回っていたとすれば、しばらくトレードを見送る形になります。1時間足のスーパーボリンジャーが示す方向性を最優先するということです。ここが重要になります。少々逆行しようが、1時間足のサインを絶対視して、目線を固定してしまうのです。これによって、少しレートが上下に動いたとしても、心がブレなくて済みます。1時間が売りと言っていれば売り、買いと言っていれば買いで目線を固定させて下さい。これによって、勝率60~65%を維持できるようになります。
DMM FXに搭載されているスーパーボリンジャーを使ったトレード手法をまとめると、スーパーボリンジャーを1時間足と5分足にチャート設定して、両方の時間足が同じ方向性を示したタイミングでのみ、その方向へエントリーを仕掛ける、ということです。そして遅行スパンがそれを否定する動き(買いエントリーしているのに5分足の遅行スパンがロウソク足を下回ってきた、もしくは売りエントリーしているのに5分足の遅行スパンがロウソク足を上回ってきた)タイミングで決済するのです。
以上が、DMM FXのおすすめ設定1つ目『スーパーボリンジャー』になります。設定自体もパラメーター等は元々入っているまま何も触らなくていいので簡単にチャート設定できます。もし他のインジケーターを使っている場合でも、相場の方向感を確認するのには打ってつけのインジケーターです。せっかくDMM FXに搭載されているので、1時間足のスーパーボリンジャーだけでも表示させておくと非常に便利です。トレードに迷いがなくなります。
スーパーボリンジャーは、相場の方向性を見極めるのが難しいというFX初心者には是非おすすめのインジケーターです。
DMM FX おすすめの設定・トレード手法②
【スパンモデル】
DMM FXに搭載されているインジケーターの中でも、スーパーボリンジャーと並んで特におススメなのが『スパンモデル』というインジケーターです。このスパンモデルをチャート設定しておくだけでも、今の相場が買い有利なのか売り有利なのかが一目瞭然で分かります。スーパーボリンジャー同様、視覚的に分かりやすいので、FX初心者にも非常におすすめのインジケーターです。
DMM FX おすすめ設定【スパンモデルとは】
DMM FXに搭載されているおすすめインジケーター『スパンモデル』は、他社にはあまり見かけないインジケーターで、非常に貴重です。なおかつFX初心者でも簡単に理解できるので、先ほど紹介したスーパーボリンジャーかこのスパンモデルのどちらかを、チャートにぜひ設定して頂きたいのです。
スパンモデルも、スーパーボリンジャーと同様に、現在の相場が買い優勢なのか売り優勢なのかを一目で判断できます。スパンモデルをDMM FXチャートに設定した画像が下になります。ちなみにこれは1時間足のスパンモデルとなります。
スパンモデルは赤色の線『長期スパン』と青色の線『短期スパン』、そして『遅行スパン』で構成されています。見方は2つあります。
まず1つ目です。短期スパン(青)が長期スパン(赤)を上回っていれば買いエントリーのことだけを考え、逆に短期スパン(青)が長期スパン(赤)を下回っていれば売りエントリーのことだけを考える、という見方です。非常にシンプルで、これならFX初心者でもすぐに飲みこめるはずです。例えばこの図で言えば、現在地で見ると青色の短期スパンは赤色の長期スパンを下回っているので、完全に売り目線となります。たったこれだけで、相場の方向感を把握することができるのです。
2つ目の見方は、遅行スパンです。これは先ほどのスーパーボリンジャーの時と同じ見方です。遅行スパンがロウソク足より上にあれば買い目線、遅行スパンがロウソク足より下にあれば売り目線となります。この図で言えば、現在の最新の遅行スパン(現在地から21本前)は完全にロウソク足より下に位置していますので、売り目線です。
この2つを合わせて見て、どちらも同じ方向性であれば、その方向にだけエントリーを仕掛けるということになります。今回の例で言えば、どちらの見方をしても売りであるので文句無しに売りエントリーだけを考えればよいということです。
このように、スパンモデルは視覚的に非常に分かりやすく、買いなのか売りなのかで迷うことが一切なくなります。迷うような局面、つまりレンジ相場であれば赤色の長期スパンと青色の長期スパンが重なり合い、遅行スパンとロウソク足が絡み合うような位置関係になっています。そういう時は『どちらに動くか分からないレンジ相場』なので、トレードせずに戦局がはっきりするまでトレードを見送ります。
DMM FX おすすめ設定【スパンモデルの設定方法】
DMM FXおすすめ設定として、スパンモデルをチャート設定する方法をお伝えします。
今回も1時間足と5分足の2つのチャートを設定します。まず1時間足チャート設定です。チャート画面から1時間足を選択して、テクニカル指標追加・編集ボタンをクリックする所まではスーパーボリンジャー設定時と同じですので割愛します。
テクニカル指標追加・編集画面で『スパンモデル』を選択して追加ボタンもクリックします。
するとパラメーターを入力する画面になりますが、パラメーターは何も触らず、線の色や太さだけを各時のお好みに合わせて設定します。そして最後に設定ボタンをクリックすれば、スパンモデルのチャート設定は終了となります。
パラメーターは何も触らなくていいので、これであればFX初心者であっても2,3分でチャート設定できるはずです。
DMM FX おすすめ設定【スパンモデルを使ったトレード手法】
DMM FXでスパンモデルを使ってのトレード手法もお伝えします。
結論から言いますと、先ほどのスパンモデルの説明で書いたことがほぼトレード手法になります。スーパーボリンジャーと同様に、まず1時間足のスパンモデルで相場の方向性を把握し、買いエントリーするか売りエントリーするかを決定します。
1時間足のスパンモデルで相場の方向性を把握する基準は先述した2つです。
❶スパンモデルの短期スパン(青色)が長期スパン(赤色)を上回っていれば買い目線、下回っていれば売り目線にします。
❷スパンモデルの遅行スパンがロウロク足より上にあれば買い目線、下にあれば売り目線にします。
この❶❷の方向性が一致していれば、その方向へトレードを仕掛けることで、方向性は決定します。もし❶❷がそれぞれ違う方向性になっていれば、それはレンジ相場である可能性があり、トレードを見送ります。
では先ほど出した1時間足チャートをもう1度見てみます。
短期・長期スパンで見ても短期スパン(青色)が長期スパンを下回っていますので、売り目線です。そして遅行スパンを見てもロウソク足を下回っているので、これも売り目線です。これら2つともが売りを示していますので、売りエントリーすることが決定しました。
ここまでが相場の大局観を把握する作業になります。これで買いエントリーするべきか売りエントリーするべきかが決定すれば、あとは5分足のスパンモデルを使って、エントリーのタイミングを合わせるだけです。
エントリーで使う5分足のスパンモデルでは、遅行スパンは使わずに短期スパン・長期スパンの位置関係だけを使います。すでに方向感は1時間足で十分に吟味できているので、短期スパン(青色)と長期スパン(赤色)だけを見てエントリータイミングを計れば十分
事足りるからです。今回の例で言えば、1時間足での分析から、大局的には売りエントリーが有利であることが分かっていますので、5分足スパンモデルの短期スパン(青色)が長期スパン(赤色)を下回った瞬間に売りエントリーを入れます。1時間足スパンモデルを使って売りで入ることはすでに決定していますので、あとは5分足スパンモデルが売り有利を示す状況になる瞬間だけを待てばいいのです。この条件を満たせば、何回でも売りエントリーをします。獲れる所で波状攻撃を仕掛けるのです。条件を満たすまではジッと待ち、条件を満たした時に畳みかけることで、勝率や利益率も格段に上がります。
あとは利益確定(損切り)のタイミングですが、これは正攻法で言えば5分足スパンモデルが売り有利を否定する状態になった時、つまり短期スパン(青色)が長期スパン(赤色)を上回った時になるのですが、ここではDMM FXのメリットを活かしながらFX初心者にとってより簡単に利益確定(損切り)できる手法をお伝えします。それは『利益確定・損切りを10pipsで設定しておく』です。非常にシンプルです。これならFX初心者でも簡単に判断ができます。スーパーボリンジャーを使った手法でも、この10pips利益確定作戦はもちろん使えます。
もしスプレッドの広いFX業者であれば、10pipsよりもっと大きな値幅で利益確定しないと、いわゆるスプレッド負けしてしまう可能性もありますが、DMM FXはFX業界で最も狭いスプレッドになっているのでその心配がありません。ドル円や、最初に紹介したメキシコペソ円ならわずか0.2銭(0.2pips)です。取引コストはほとんどかからない状況ですので、10pipsという比較的小さな値幅での利益確定でもスプレッドに押されて負けることはありません。その点でもDMM FXは非常にトレードしやすく、スプレッドを気にしなくていいのでトレードの選択肢を広く持つことができるのです。
以上がDMM FXチャートにスパンモデルを設定した時のトレード手法となります。
DMM FXまとめ
・DMM FXのスワップポイントを活用した取引を行えば、長期的に着実にスワップ利益を得ることができます。
・スワップポイントは取引数量(ロット数)を多くしなければ大きな利益が得られません。ドル円などのメジャー通貨では、10万円の軍資金では2ロット程度の取引しかできないので、スワップ取引には不向きです。
・メキシコペソ円、南アフリカランド円を使えば、少ない軍資金でも多くのロット数で取引ができるので、これらの通貨ペアはスワップポイント狙いの取引に非常に向いています。
・DMM FXではメキシコペソ円、南アフリカランド円のスプレッドも狭く、今ならキャンペーン中で他社にはないスプレッドの狭さになっているので、取引コストを抑えることもできます。
・DMM FXスワップポイント取引においては、メキシコペソ円もしくは南アフリカランド円で数十ロットを『買いポジション』で保有し続けることで、長期的にスワップ利益を得ることができます。10万円の軍資金でメキシコペソ円50ロットの買いポジションを保有し続ければ年間で約10万円のスワップ利益を得られます。
・スワップポイント取引で重要なことは、通常トレード部分は気にしないということです。相場は上がるか下がるかなので、買いポジションで持ち続けていれば年間トータルで見れば、通常トレード部分は平均的にはトントンです。そこにスワップ利益が加わるので期待値は1以上になり、継続すればトータルで利益を出せる可能性が高いです。トータルで長期的・安定的に利益を出すことこそが投資なのです。
・DMM FXにはFX初心者でも非常に使いやすいインジケーターが揃っています。その中でもスーパーボリンジャーとスパンモデルを強くおすすめします。
・スーパーボリンジャーかスパンモデルをチャート設定しておくだけで、今の相場の方向感が一目瞭然になります。それが示す方向にだけエントリーすれば勝率は格段に上がります。
コメント