DMM FXの機能を初心者向けに図解解説

DMM FX

 

 

DMM FXにはデモ口座機能やFXトレードに必要な全ての注文機能、プレミアチャート機能や取引通信簿機能など、様々な機能が搭載されています。

FX初心者の立場に立ったその機能性は業界でも最高峰レベルと言っても過言ではありません。

今回はDMM FXの機能面と、その機能をフル活用したトレード手法について解説していきます。

  1. DMM FX デモ口座機能
    1. DMM FX デモ口座の開設方法
    2. DMM FX デモ口座機能ではリアルトレードと全く同じ取引が体験できる
    3. DMM FX デモ口座機能を使うメリット
    4. DMM FX デモ口座機能500万円スタートの意図
    5. DMM FX デモ口座機能の500万円ならどのぐらいの利益が出るか
    6. DMM FX デモ口座機能を使う際に必要な心構え
    7. DMM FX デモ口座機能を活用したトレード手法
  2. DMM FX 注文機能
    1. DMM FX 注文機能は初心者向き
    2. DMM FX 注文機能① ストリーミング注文
    3. DMM FX 注文機能② 指値注文
    4. DMM FX 注文機能③ 逆指値注文
    5. DMM FX 注文機能④ IFD(イフ・ダン)注文
    6. DMM FX 注文機能⑤ OCO(オー・シ―・オー)注文
    7. DMM FX 注文機能⑥ IFO(アイ・エフ・オー)注文
    8. 【重要】DMM FX 多彩な注文機能を活用した裏技トレード手法
  3. DMM FX プレミアチャート機能
    1. プレミアチャート機能①マルチチャート機能
    2. プレミアチャート機能②29種類のインジケーター使い放題
    3. プレミアチャート機能③経済指標発表時の値動き情報
    4. プレミアチャート機能④アラート機能
    5. プレミアチャート機能を活用したトレード手法
  4. DMM FX 取引通信簿機能
    1. DMM FX 取引通信簿機能はFX初心者にとって最高の分析ツール
    2. DMM FX 取引通信簿機能を活用した分析手法
  5. DMM FX機能まとめ

DMM FX デモ口座機能

DMM FXが誇る多機能の中でも代表格の1つがデモ口座です。FX業界を見渡しても、ここまでデモ口座機能が充実しているFX業者はほとんどありません。

DMM FXでのデモ口座の開設方法や使い方、そしてDMM FXデモ口座を活用したトレード手法をお伝えします。

DMM FX デモ口座の開設方法

DMM FXのデモ口座の開設方法は至って簡単です。DMM FXデモ口座開設のユーザー登録ボタンを押し、メールアドレスを入力・送信するだけで無料デモ取引ができます。

メールアドレスを入力して送信すると下の画像のようなメールがDMM FXから即時に届きます。

そこにDMM FXデモ口座用のIDとパスワードが記載されていますので、あとはそれを入力するだけでDMM FXデモ取引を開始することができます。

ちなみにメールアドレスはYahoo等のフリーメールアドレスで大丈夫です。(デモ口座だけでなくDMM FX口座開設する場合もフリーメールアドレスで大丈夫です。)

デモ口座の取引画面は、実際のリアル取引と全く同じ画面です。本番さながらの臨場感を体感することができます。

DMM FXの口座開設・アカウントは不要です。DMM FXで口座開設がまだの人でも、まずは無料でお試しができるわけです。DMM FXの口座開設をしようか迷っている人は、まずはDMM FXデモ口座から始めてみるのも一手です。

DMM FXがこのようなデモ口座機能を準備している裏側には、DMM FX側の確固たる自信があります。

ある意味、自社の口座開設してもらう前に全て丸裸にしてDMM FXでの取引を体験してもらっているとも言えます。それはよほどの自信がないとできないことです。それだけDMM FXは使い勝手も良いということです。

ちなみにデモ口座はパソコン、スマホの両方で利用できます。

DMM FX デモ口座機能ではリアルトレードと全く同じ取引が体験できる

DMM FXのデモ口座機能が他社デモ口座と違っている点は、完全にリアルレートでのデモトレードができる点です。

FX業者が展開する通常のデモ口座機能では、基本的には本物の現在のリアルな相場ではなく、デモ口座用の相場が別途で用意してあり、そのデモ口座用レートでお試しトレードができるようになっています。

しかしDMM FXの場合は、デモ口座と言いながらも、使われるレート・相場はまさに今現在のレート・相場で仮想トレードができるのです。

 

デモ口座用の相場でのトレードと、リアルタイムの相場でのトレードでは臨場感や緊張感も変わってきます。

DMM FXはデモ口座取引だけならいくらトレードしても完全無料でできますので、まずは試してみることをおすすめします。本物のFXトレードというものがどういうものか、そしてDMM FXでのFXトレードがどれほどやり易いかを体感して頂けるはずです。

DMM FX デモ口座機能を使うメリット

FX初心者の視点から見ると、DMM FX デモ口座機能を使う最大のメリットは、実際にFXトレードをすることによって、どのぐらいの時間をかけてどのぐらいの値幅が動いたらどのぐらいの利益・損失が出るのかを本番トレードと全く同じ状況で体感できる点です。

FX初心者がFXを始めるにあたって不安な点は、『FXはなんだか怖そうで、負けたら大きな損失を出すのではないか』という一点に尽きます。この不安をぬぐい去ってくれるのがDMM FXのデモ口座機能なのです。

 

DMM FXのデモ口座を1度体験してみるとその日のうちにこの不安はなくなります。それは、本番トレードと同じ環境でFXトレードをデモ体験すると、意外と大きな損失が出ないことを理解できるからです。

具体的に言いましょう。DMM FXの場合は最大レバレッジが25倍ですので、仮に20万円の軍資金からスタートした場合、ドル円であれば4ロットの取引が可能になります。4ロットでエントリーをした場合、もしエントリー方向と相場が逆行した場合でも、1pipsの逆行でマイナス400円です。10pipsの逆行でも4,000円の損失です。

 

ではFXにおいてエントリーと同時に10pips逆行するのはどのぐらいの時間がかかるか。答えは時と場合によりますが、平均的には数時間かかります。逆に言えば、FX相場の大半はレンジ相場であり、数pipsの値幅を行ったり来たりしているのです。

ほとんどの場合は、エントリーしてもプラスとマイナスを行き来している状態です。急にマイナスだけが一気に膨らむことは多くはありません。逆に言えば、利益が一気に増えることも稀です。しかしFX初心者としては、まずは手堅く小さな利益を積み重ねることを最優先すべきなのです。DMM FXであれば、業界最狭スプレッド(ドル円、メキシコペソ円なら0.2銭)という大きなアドバンテージもあるので、取引するごとにかかるスプレッドコストもごく小さなものです。デモ取引をしてみると、スプレッドの小さいことがいかに有利であるかも体感して頂けるはずです。

 

DMM FXのデモ口座機能を活用すれば、これらの『実際にFXをやってみないと分からない感覚』を体感することができるのです。これを経験しているのとしていないのとでは雲泥の差があります。DMM FXのデモ口座でFXトレードをやってみると、今までの不安が払拭されることでしょう。無料なのでやってみる価値は大いにあります。

海外FXではこのようなデモ口座機能は一切ありません。とんでもなく広いスプレッドによる不利な環境下において、デモ口座のよるトレード練習もできず、いきなり本番トレードに突入します。そして、スプレッドの広さがどれだけFXトレードに影響を及ぼすか、実際に自分の資金が減っていく中で初めて実感します。これでは遅いのです。

DMM FXであれば、軍資金という実弾を投入せずとも無料でトレードの練習ができます。デモトレードを通してスプレッドの持つ意味も理解できるようになります。

以上がDMM FXデモ機能を使うメリットとなります。

DMM FX デモ口座機能500万円スタートの意図

DMM FX デモ口座は有効証拠金が500万円からのスタートとなります。これは修正することはできず、自動的にこの設定になっています。

DMM FX側が500万円もの有効証拠金をデモ口座とは言え用意してくれるのには2つの意図があります。

1つ目は『将来的にはこのぐらいの軍資金で日々、取引をして欲しい』という願望です。DMM FX側からすると、DMM FXを使っているトレーダーにはできるだけ多くの取引をして欲しいわけです。DMM FX側の収入の柱は、スプレッドの手数料です。スプレッドは1ロットの取引ごとに発生します。つまり、できるだけ多くのトレーダーに大きなロット数で取引してもらうことで、DMM FXにはスプレッド収入が増えるという大きなメリットがあるのです。

 

2つ目は資産が500万円になれば、1回の取引でこれだけの利益が出ることを体感してほしいというDMM FX側の思いです。FX初心者からすると、500万円の軍資金を元にFXトレードをした時に、一体どのぐらい稼げるのかは気になる所です。それをDMM FX デモ口座機能を使えば、1日で体験できるのです。

DMM FX デモ口座機能の500万円ならどのぐらいの利益が出るか

具体的に言えば、500万円の有効証拠金の場合、最もポピュラーなドル円であれば、1回で約110ロットの取引ができます。110ロットであれば、エントリー方向に1pips動くだけで約1万円の利益になります。10pipsで10万円の利益です。

また、1メキシコペソ=約5.5円という為替レートのメキシコペソ円(DMM FXならスプレッド0.2銭で大変お得)を使えば、500万円の軍資金なら約900ロットもの大量ロットで取引が可能となります。1pips動くだけで9万円の利益です。この感覚は、DMM FXデモ口座を使ってみないと分からないものです。

軍資金が500万円になれば、毎日1 pips獲るだけでドル円なら月20万円、メキシコペソ円なら月180万円の収入になります。デモ口座を使ってみるとお分かり頂けますが、1pipsを獲ることは正直、非常に簡単です。何も考えずにエントリーしても大半のケースでは数分以内に1pipsの利益は出ます。

 

結論から言えば、DMM FXデモ口座機能に準備されている500万円レベルまで資金が貯まれば、FX専業トレーダーとして十分に生活が可能になります。それをDMM FXはデモ口座機能を通して無料で伝えてくれているのです。

FX初心者の思惑は様々です。会社の収入だけでは不安な人、通勤時間を有効活用して副収入を得たい人、老後が心配なので副業として取り組みたい人、年金だけでは生活できないので収入源の1つとして考えている人等、多種多様です。しかし究極の所で言えば、FXだけで自力で稼ぐ力を付けたい、ということのはずです。

 

そのための1つの目安として、DMM FXでは500万円という金額が初期設定されていると考えておいて下さい。ある意味、これは目標ともなり得ます。500万円、これが自力でFXのみで生活できるようになるための1つの目安です。こうやって具体的な数値として目標が明確に見える点、そしてそれを実際に体験できる点がDMM FXデモ口座機能の良い面です。

DMM FX デモ口座機能を使う際に必要な心構え

DMM FXデモ口座機能を使う際には、ある心構えが必要です。それは、実際に本番トレードで投入する資金を前提とした、本番同様のデモトレードをするという心構えです。

FX初心者の場合、500万円という有効証拠金に目がくらみ、実際に自身が投入できるはずもない大きなロット数でFXトレードの練習をしてしまう可能性があるのです。

 

もし20万円の軍資金でFXトレードをスタートさせようとしているのであれば、DMM FXデモ口座の500万円という数字は無視して、実際に20万円でエントリーする場合のロット数でデモトレードすることが大切です。ドル円なら4ロット、ポンド円なら3ロット、メキシコペソ円なら90ロットです。 

本番と全く同じ状況下でトレード練習してこそ、DMM FX口座の意義があります。せっかくDMM FX側が相場レートまで完全にリアルトレードと同じ環境を用意してくれているので、デモ取引する側も本番と同じようなトレードをしなければ意味がありません。

 

この点にさえ注意しておけば、DMM FXのデモ口座機能はFX初心者の心強い味方となってくれます。無料なので試してみる価値は大いにありますし、FXトレードがどういうものか分からない人にはぜひおすすめの機能です。

DMM FX デモ口座機能を活用したトレード手法

DMM FXデモ口座機能を活用してのトレード手法も紹介します。トレード手法と言っても、デモ口座機能の場合はインジケーター等ではないので、活用術と言ったほうが正確かもしれません。

FX初心者が最初に最も陥りやすい失敗は何か。それは『ポジポジ病』です。ポジポジ病とは呼んで字の如く、ポジションを持ちたくて仕方がなくなり、よく分からない局面でもいたずらにエントリーを繰り返してしまう状態のことを指します。

 

心では分かっているものの、実際に目の前で動くチャートを見ているとエントリーしたい衝動に駆られ、無駄なエントリーを増やして結局負け戦となるパターンです。こうやってFX初心者は貴重な資金を溶かしてしまうのです。

FXトレードにおいては、実弾つまり身銭を削ってエントリーするからには、エントリーポイントは論拠や自信のある局面だけに厳選しなければなりません。何でもかんでもエントリーしていては、たまに一発当てることはあってもトータルでは必ず負けます。

 

そのことを分かっていても、どうしてもエントリーしてしまう、そんなFX初心者にとっての強い味方が、DMM FXデモ口座機能なのです。FX初心者に本当に多く見られるこの失敗を、このデモ口座機能を活用して克服できるのです。

具体的には、DMM FXの本番リアルトレードとは別でデモ口座も準備しておきます。そして、根拠のある局面や自分のルールに当てはまった局面だけ、本番用のリアル口座でエントリーをします。次に、あまり自信のない局面ながらもエントリーしたくて仕方がなくなるような局面になった時に、DMM FXのデモ口座を使ってエントリーします。何せ本番トレード画面と同じ設計になっていますから、疑似エントリーができるわけです。エントリーをしたという感覚は得られます。これによってポジポジ病を大きく改善することができます。

 

また、こうやってエントリーの仕方を本番口座とデモ口座で使い分けることによってその取引結果を振り返り、分析することができるのです。例えば、自信を持ってエントリーした本番リアル口座では利益が出て、曖昧な根拠の中でエントリーをしたデモ口座では損失が出ている、といった傾向を把握することができます。こうすることによって、いかに無駄なエントリーが多かったのかを反省できると同時に、無駄なエントリーさえしなければFXでは勝てるのだという自信もつきます。

DMM FXデモ口座は、単に実際のFXトレードを体験するだけでなく、こういった活用術もあるのです。ぜひ試して頂きたい機能です。

DMM FX 注文機能

DMM FXでは、FXトレードに必要な全ての注文機能が搭載されています。先述したデモ口座でこれらの注文機能を練習することもできます。FX初心者にとっては一見難しそうに感じるかもしれませんが、実際に使ってみるとすぐに使いこなせるようになります。今完全に理解はしなくて大丈夫ですので、まずは、こういう注文機能が付いているのだという雰囲気だけでも感じて下さい。

これらの注文機能の意味や使い方の解説とともに、多彩な注文機能を活用したトレード必勝法もお伝えします。

DMM FX 注文機能は初心者向き

DMM FXの注文機能は非常に初心者向きの設計になっています。FX初心者はそもそも注文(エントリー)の仕方すら分からず不安が募るものです。しかしDMM FXでは注文画面もシンプルで分かりやすく、誰でも簡単に注文を出すことができるようになっています。

下の画像は実際のDMM FX注文画面です。(DMM FX PLUSの画面です。)注文タイプを選択することで、様々な注文方法でエントリーすることが可能となります。

DMM FXの注文機能としては大きく分けると

❶ストリーミング注文

❷指値注文

❸逆指値注文

❹IFD注文

❺OCO注文

❻IFO注文

があります。それぞれの注文機能の意味や特徴、使い方について解説します。

DMM FX 注文機能① ストリーミング注文

DMM FXの注文機能の中で最もオーソドックスな注文機能がストリーミング注文です。これは価格を指定せずにその時点に提示された相場レートで、ボタン1つですぐに売買したい時に使う注文方法です。

FXトレードにおいて時間に余裕があってしばらくチャートを見続けられる場合には、このストリーミング注文を用いることが多くなります。インジケーター等でタイミングを計り、自分のルールに当てはまった瞬間にエントリーする際には、このストリーミング注文を使います。

DMM FX 注文機能② 指値注文

DMM FX注文機能の中で次に多く使うのが指値注文です。指値注文とは、自分にとって有利な価格を指定してエントリー予約をしておく注文になります。有利な価格とは、現在の価格より上がれば売り、現在の価格より下がれば買うということです。これは『FX相場はある程度上がったら利益確定が入るので必ず下がる局面が出てくる(ある程度下がったら利益確定が入るので必ず上がる局面が出てくる)』という考え方に基づいています。

例えば現在のドル円が110円50銭の時に110円まで落ちたら買いたい、もしくは111円まで上がれば売りたい、という時にこの指値注文を使います。指値注文はストリーミング注文とは違って、注文した瞬間に取引が開始されるわけではなく、その条件を満たした場合にエントリーが開始されるので、注文の予約をしているイメージです。これは、以降で説明する注文機能全てに当てはまります。

DMM FX 注文機能③ 逆指値注文

DMM FX注文機能には、先ほどの指値注文とは真逆の逆指値注文という機能も付いています。逆指値注文とはレートが下がったら売り、上がったら買いで入る注文方法です。一見すれば不利な方向にレートを指定する注文方法です。

例えば現在のドル円が110円50銭の時に111円まで上がったらさらに上昇すると考えて買いたい、あるいは110円まで下がったらさらに下がると考えて売りたい場合に、この逆指値注文を使います。

自分の作ったルールがトレンド相場に強いルールだった場合、『このレートまで上がったらトレンド発生と判断できるので、さらに上昇する可能性が高いために逆指値注文を入れておく』という使い方ができます。

DMM FX 注文機能④ IFD(イフ・ダン)注文

IFD注文とは、新規注文と決済注文の2つをセットで出して、『もし1つ目の注文がスタートしたら2つ目の決済注文も有効にする』という注文方法です。

例えば現在のドル円が110円50銭だった場合に、新規注文として110円まで落ちたら買い指値(1つ目の注文)がスタートし、そして111円で利益確定の売り指値(2つ目の注文)を出すというように注文します。

思惑と逆行した時のために、決済注文(2つ目の注文)を逆指値で出して損切りに備えることも可能です。

DMM FX 注文機能⑤ OCO(オー・シ―・オー)注文

OCO注文とは、一方の注文が成立すれば自動的にもう一方の注文はキャンセルされるという注文方法です。これは既にポジションを持っている時に、決済注文に指値注文(=利益確定)と逆指値注文(=損切り)を同時に出すことで、利食いと損切りの両方に備えることができる注文方法となります。

例えば、ドル円で110円50銭の時点で買いエントリーをしたポジションを今持っているとします。この時に111円まで上がれば利益確定の指値注文、110円まで下がってしまったら損切りの逆指値注文、というように注文を出します。利益確定か損切り、どちらかが先に成立すればもう一方の注文は自動的にキャンセルされます。

ちなみにOCO注文は決済だけでなく、新規に買い売りどちらかのポジションを建てる際にも利用できます。

DMM FX 注文機能⑥ IFO(アイ・エフ・オー)注文

DMM FX注文機能の中でも特に便利なのがこのIFO注文ですこれは先ほどのIFD注文とOCO注文の良い所を切り取って複合させたような注文方法です。

IFD注文では新規の注文が成立したら、決済注文は指値か逆指値のどちらか一方しか出せませんが、IFDO注文はその両方を同時に出すことができます。

例えば現在ドル円が110円50銭の時、110円まで下がったら新規の買い指値注文をスタートさせ、111円で利益確定の売り指値、109円50銭で損切りの売り逆指値、というように出します。利益確定か損切りのどちらかの決済注文が成立すれば、残りの注文は自動的にキャンセルされるという、DMM FXの注文機能の中でも非常に便利な注文方法です。

【重要】DMM FX 多彩な注文機能を活用した裏技トレード手法

ここまでDMM FX注文機能を見てきました。注文方法は専門用語が多く、FX初心者の中にはどうしても難しく感じる人もいると思いますが、現段階ではDMM FX注文機能を使えば『注文の予約ができる』『利益確定や損切りの予約もできる』『予約さえ入れておけば後は自動的に取引してくれる』と覚えておいて頂ければ十分です。トレードしていく中で自然にインプットされます。

DMM FXの多くの注文機能の中で、ストリーミング注文以外で最も実践しやすく便利なのがIFO注文です。簡単に言ってしまえば、ある価格に達したら注文を自動的に出してくれ、なおかつ、指定した価格に順行して達したら利益確定、指定した価格に逆行して達したら損切りまで自動的に行ってくれる注文です。

 

これは会社の仕事等でチャートにずっと張り付いていられない人に打ってつけの注文機能です。通勤時にこのIFO注文を入れておくだけで、あとはチャートから離れていても自動的に取引をしてくれるのです。

これらのDMM FX注文機能を活用して、お手軽かつトータルで勝てる手法を2つ紹介します。FX初心者でも簡単にできるトレード手法です。

 

1つ目が、DMM FXのIFO注文を使って、トレンド相場の中での『1pips』を堅実に獲りに行く手法です。トレンド相場になると一方向にしばらく順行する特徴がありますが、この特徴を活かしたトレード手法です。具体的には、現在地から30pips離れたレートで逆指値注文を入れ、そこから1pips先のレートに指値注文(利益確定の注文)、20pips離れた所に逆指値注文(損切り注文)を入れます。

 

例えば上昇トレンドを想定した場合なら、『現在地から30pipsもレートが上がっているということは強い上昇トレンドが発生している証拠であり、その強い上昇トレンド中なら1pipsという極めて小さな値幅は“通過”する』という考え方です。現在地から30pips上のレートに買いの逆指値注文を入れ、現在地から31pipsのレートに売り決済の指値注文を入れます。そして現在地から見れば10pips地点に損切りの売り逆指値注文を入れておくのです。

IFO注文は複数入れられますので、これを下降トレンド想定の場合も同様に行います。現在地から30pips下がった地点から1pipsだけ獲るような売り注文を予約しておくわけです。

これをDMM FXのIFO注文機能を活用して注文予約しておきます。仕事前でもいいですし、休憩中でもいいですし、就寝前でもいいです。過去に数千回の実験を繰り返しましたが、これを注文予約しておくだけで、98~99%の確率でこの1pipsは着実に獲れます。100回やれば1回ほど失敗することもありますが、損切り幅と利益幅、確率を考慮すると期待値は軽く1を越えていますので、やればやるほど利益は積み重なります。

 

30pips程度の値動きなら値動きがおとなしめのドル円でも毎日期待できます。たかが1pips、されど1pipsです。20万円の軍資金で4ロット投入なら、毎日400円の利益です。1日1回繰り返すだけで1ヶ月では20勝0敗(+8千円)、悪くても19勝1敗(プラスマイナス0)を計算できる、非常に手堅い裏技的な手法です。

 

慣れてくれば、1pips獲りの所を2pipsにして見るとか、損切り幅を30pipsにしてみるなど、色々と試すことも可能です。資金が増えてロット数が増えれば、利益額の桁もケタが変わってきます。この『ドサクサ紛れの1pips獲り』の威力を実感頂けるはずです。

使用する通貨ペアは、スプレッドの狭いドル円を使って下さい。他通貨ではスプレッドがドル円より広いので、利益が小さくなるためです。

FXでもお手軽にできて毎日確実にじわりじわりと勝つ、IFO注文を駆使したトレード手法です。

 

2つ目は、同じくドル円手法です。DMM FXの注文機能の1つであるOCO注文を活用します。これは午前11時限定の必勝法です。

ドル円は実質的には朝の9時に市場がスタートします。ここでまず朝9時55分の仲値に向かって値動きが活発になります。仲値とは、金融機関がその日に使う為替レートのことを言います。その活発な動きは余勢も手伝って朝11時ごろまで続きます。しかし、11時を境に、今度は逆の動きになります。それはひと段落着いて利益確定が始まるからです。為替と連動性のある株式市場も11時30分で午前の部(いわゆる前場)は終了です。午後(後場)になると潮目が変わる可能性もあります。朝9~11時で含み益を得た人たちは、いったん利益確定(勝ち逃げ)しておくパターンが多いのです。ここを逆張りで狙うのです。利益確定の動きを利用するということです。

具体的には朝9~11時は何もしません。そして朝11時に『朝9時よりレートが上がっているか下がっているか』のチェックをするだけです。

レートが上がっていれば売りエントリー、レートが下がっていれば買いエントリーします。そしてDMM FXのOCO注文で指値(利益確定)と逆指値(損切り)を10pips地点に設定します。これだけであとは放置していてOKです。DMM FXのOCO注文機能によって利益確定か損切りを自動的にしてくれます。

 

仕事中であっても、一瞬スマホでチャートをチェックしてOCO注文を入れるぐらいのことはできるはずです。慣れれば1分もかかりません。

OCO注文なら利益確定と損切りを同時に予約できるので、想定以上の損失を被ることもなく安心できます。

ちなみにこのトレード手法の勝率は60~65%です。続ければ着実に利益が増えていきます。トレーダーの行動パターンから逆算した、極めて合理的なトレード手法です。

DMM FX プレミアチャート機能

DMM FXのチャート機能も充実していますが、その中でも特筆すべきものが『プレミアチャート』です。これは通常のチャートより多機能となっており、ビジュアルも非常に見やすいのが特徴です。プレミアチャートは無料で利用できます。では機能の詳細を見ていきます。

プレミアチャート機能①マルチチャート機能

DMM FXプレミアチャート機能の最大の特徴でもあるのがマルチチャート機能です。これは、ボタン1つで自分の好みの枚数のチャートを瞬時に表示させてくれる優れものです。

DMM FXに通常ログインしたあと、下の画像『プレミアチャート』をクリックします。するとプレミアチャートの画面になります。

 

下の画像が、プレミアチャートの初期画面です。Mというマークをクリックすると、マルチチャート画面に切り替わります。

ボタン1つを押すだけで、一瞬にして複数のチャートが出てきます。あとは、通貨ペアや時間足を自分の使いたい設定に直すだけです。その設定もボタン1つで出来ます。FX初心者であっても、設定直し含めわずか1分ほどで、どんなベテランFXトレーダーが使っているのかと思うほどの、ビジュアル的にもスタイリッシュでスマートなFXチャート画面が完成します。チャート枚数も任意で設定できます。

ボタン1つ、たった1秒でこのようなチャート画面を出せる仕様にしている所がさすがDMM FXです。一般的には、チャートを1枚1枚出してチャートの大きさまで自力で直さなければならないことがほとんどです。FX初心者にはそれだけでもかなりの負担です。その点、DMM FXは時間の効率化という点でも非常に有り難い存在なのです。

DMM FXが誇るプレミアチャートの魅力の1つであるこのマルチチャート機能を使った、FX初心者向けのトレード手法を後ほど解説します。

プレミアチャート機能②29種類のインジケーター使い放題

DMM FXプレミアチャート機能の1つとして、豊富なインジケーターが搭載されていることも挙げられます。計29種類ものインジケーターを使い放題です。もちろん無料です。インジケーターは以下のようなラインナップとなります。

 

以前の記事で紹介したスーパーボリンジャーやスパンモデル、RCI等の、FX初心者に非常に人気のあるインジケーターが入っています。この3つが全て入っている業者はDMM FX以外ではわずかしかありません。

その他のメジャーどころの平均移動線、ボリンジャーバンド、MACD、RSI、一目均衡表等も当然入っています。トレンド対応型、レンジ対応型のいずれにも対応できるインジケーターのラインナップです。

先ほどのスタイリッシュなマルチチャート機能にプラスして、これらのインジケーターを表示させれば、もうFXトレーダーの仲間入りです。

 

FX初心者にとって、チャートのビジュアルや機能は、実は意外と重要なものとなります。FX初心者はどうしてもベテラントレーダーに対して気後れしてしまうものです。しかしFXトレードをする環境が、機能面やビジュアル面で整っていれば気弱になることもありません。機能性の高いチャートを見ているとある種の高揚感が出てくるとともに、モチベーションアップにもつながるのです。

ただし、チャートが格好良くなったから勝てるわけではありません。あくまでFX初心者であることは忘れず、謙虚な姿勢でFXに臨むようにして下さい。

プレミアチャート機能③経済指標発表時の値動き情報

DMM FXプレミアチャート機能でぜひ活用したいのが、経済指標時の値動き情報機能です。下の画像のように、これもクリック1つですぐに見ることができます。

経済指標発表とは例えば『アメリカ失業率が○○%上昇』『雇用統計』など、経済的な指標が発表されることです。ファンダメンタルという言い方もされます。例えばアメリカの失業率が大幅に上がれば、ドルへの不安が高まり、ドル円ならドル安円高(ドル円チャートなら下降方向)になる傾向があります。

 

このように、経済指標とFX相場は関連性があり、経済指標発表時には大きくレートが動くことが多いのです。その経済指標の情報を、DMM FXは提供してくれています。単なる日時の情報提供だけではなく、前回の指標発表時の数値、そして今回の予想まで提供してくれています。

この経済指標情報機能の活用方法は様々です。しかしFX初心者は慣れるまでは、まずはDMM FXプレミア機能のこの経済指標情報を把握して、その日時の直前だけはトレードを回避することをおすすめします。経済指標発表ではレートが大きく動揺することが多いですが、ベテラントレーダーはそれを織り込み済みで、意図的にダマシを入れてくる場合もあります。FX初心者が一瞬釣られてエントリーしてしまうパターンです。これに引っかからないためにも、まずは取引せずに様子見することを推奨します。

慣れてくれば、DMM FXの経済指標情報機能の予想を見ながら、指標発表時を狙ってトレードするのもアリです。

まずFX初心者は経済指標時のトレード回避のためにこの機能を活用してみて下さい。

プレミアチャート機能④アラート機能

DMM FX プレミア機能にはアラート機能も付いています。あらかじめ自分で設定したレートに達した時に、アラートで知らせてくれます。

ポップアップと音声で知らせてくれますので、つい忘れていた時にも必ず気付かせてくれますので大変便利です。

プレミアチャート機能を活用したトレード手法

FX初心者でもすぐに取り組める、DMM FX プレミア機能を活用したトレード手法を2つ紹介します。

1つ目が、プレミアチャート機能のマルチチャートを使って複数の時間足を同時に表示させる手法です。FX初心者であれば1時間足と5分足を同時に表示させるのがおすすめです。

FX初心者が陥りがちな失敗トレードパターンとして、1つの時間足のチャートにばかり気をとられ、そのチャート内での値動きだけで上昇・下降を判断してしまうことが挙げられます。例えば5分足チャートだけ見て、そのチャートが下降していると目線を下にしか向けられず、安易に売りエントリーして負けるというパターンです。

 

下図はドル円の1時間足と5分足を、DMM FXプレミアチャートのマルチチャート機能で表示させたものです。5分足だけ見ていると下がって行きそうに見えますが、すぐ上の1時間足チャートを見れば、相場全体としては上昇傾向にあり、現在はあくまで調整(買いエントリー済みの勝ち組による利益確定=売り決済など)で一時的に下降気味であるだけ、ということが分かります。

FX初心者は5分足の値動きだけを見てしまい、下がりそうという『感覚』だけで売りエントリーをして負けてしまうのです。感覚でトレードをすれば絶対に負けます。トレードする際には、確固たる論拠が必要なのです。

結論から言えば、この状況であれば目線は上、つまり買いエントリーを仕掛けるチャンスです。1時間足で上昇傾向にあれば、1、2時間という短い単位で見ればトントンか、じりじり下がったとしても、最終的には上がっていく確率の方がはるかに高いのです。FX初心者は『じりじり下がった』時に慌てて売りエントリーをしてしまい、その後くる本格的な上昇トレンド時にあっという間に損失を膨らませ、今さら損切りできないと意固地になってナンピンを繰り返します。そして、いずれ落ちるだろうという根拠のない悲しい期待は裏切られ、ジ・エンドとなります。

 

FX相場は、大きな時間足に支配されています。例えば今回のように5分足と1時間足の2つのチャートがあれば、大きな時間足の値動きを優先しなければなりません。つまり、1時間足が進んでいる方向(今回で言えば買い方向)へ向かってエントリーを仕掛けることを考えるのです。

DMM FXプレミアチャート機能でマルチチャートを使うだけで、無駄な負けトレードをせずに済みます。そして、今まで見ていたチャート(5分足)がいかに狭い世界しか見ていなかったかを実感することができます。

 

ちなみに1時間足より長い足として4時間足や日足というものもありますが、FX初心者はそこまでは不要です。複数の時間足を見ることは重要ですが、あまり多くなり過ぎても逆に迷いが生じるだけです。FX初心者の場合、エントリーして半日以上ポジションを保有し続けるケース(デイトレード・スイングトレードという長期保有タイプのトレード)は少ないので、あまり長い時間足を見ても意味がありません。相場の方向性を確かめるために使う長い時間足は1時間足だけで十分です。

 

ちなみに1時間足より長い足として4時間足や日足というものもありますが、FX初心者はそこまでは不要です。複数の時間足を見ることは重要ですが、あまり多くなり過ぎても逆に迷いが生じるだけです。FX初心者の場合、エントリーして半日以上ポジションを保有し続けるケース(デイトレード・スイングトレードという長期保有タイプのトレード)は少ないので、あまり長い時間足を見ても意味がありません。相場の方向性を確かめるために使う長い時間足は1時間足だけで十分です。

FX初心者に迷いが生じないようにはっきり言っておきます。1時間足を制する者はFXを制します。そのぐらい1時間足は重要であり、トレードの要になります。

 

2つ目のトレード手法は、DMM FXプレミア機能のマルチチャートを活用して、3つの通貨ペアを表示させて、売買の方向性を決定するトレード手法です。

3つの通貨ペアは、ドル円・ユーロ円・ユーロドルの3つです。これらは最もメジャーな通貨ペアです。この3つをマルチチャートで表示させます。左からドル円・ユーロ円・ユーロドルです。上段が1時間足、下段が5分足です。

 

これを1時間足だけ拡大したものが下の画像になります。

この3つの通貨ペアを見比べて下さい。ドル円では強い上昇トレンドとなっています。つまり円安ドル高です。ということは、ドルと円の強さを不等式で表すと『ドル>>円』です。非常にドルが強いので『>』を2つ使いました。ドルの方が円よりかなり強い状況です。

 

では次にユーロ円を見ます。ドル円の時ほどの強い傾きではないものの、下降傾向にあります。ユーロ円でチャートが下がっているので、ユーロ安円高、ということです。ユーロと円の強さを不等式で表すと『円>ユーロ』です。円の方がユーロより強いわけです。

DMM FXマルチチャート機能を使って上記2点を見ておけば、FX初心者であってもユーロドルで簡単に利益を出すことができます。それはなぜか。先ほど導き出した通貨の強弱が、『ドル>>円>ユーロ』であることが分かっているからです。ユーロドルで考えると、ユーロより強い円、その円よりもかなり強いドル。ということは、ドルはユーロより圧倒的に強いわけです。

 

その結果が3つ目のユーロドルチャートに表れています。やはりかなり強い下降トレンド(ドル高ユーロ安)になっているのが分かるはずです。このロジックはFX初心者であっても簡単に理解して頂けるはずです。単なる算数の不等式です。

つまりユーロドルでは売りのみでエントリーするということです。通貨の強弱を把握できているので、ユーロドルでは完全に下目線で勝負できるのです。買いで入るのは無謀極まりないことをお分かり頂けたはずです。

ちなみにユーロドルの5分足チャートは下図のようになっています。

 

FX初心者は通貨ペアも見比べず、単純にこのチャートだけを見て、上昇傾向にあると勘違いして買いエントリーをして負けるのです。DMM FXマルチチャート機能を使えば、こういった無駄な失敗もせずに済みますし、勝率も格段にアップします。

以上のように、DMM FXマルチチャート機能を使えば、FX初心者であっても、現在の通貨別の強弱を一目瞭然に把握できますので、売買の方向性を決める上で非常に有利になるのです。

このトレード手法は非常に精度の高い合理的な手法ですので、ぜひ活用して下さい。

DMM FX 取引通信簿機能

DMM FXの機能には分析機能も搭載されています。それが取引通信簿です。この取引通信簿を活用することで、今までの自分の取引内容を分析することができるのです。分析手法と合わせて解説します。

DMM FX 取引通信簿機能はFX初心者にとって最高の分析ツール

 FX初心者にとって決定的に不足しているのが、トレード結果の分析力です。FX初心者は、どうしても1回1回の取引結果に一喜一憂しやすい傾向にあります。喜んだり悲しんだりするのは、最初のうちは仕方ありません。しかし、その結果に対しての分析が全くされないケースが本当に多いのです。

結論から言えば、1回1回の取引の結果はどうでもいいのです。結果は結果であり、それ以上でもそれ以下でもありません。結果を気にしてはなりません。むしろその100倍、いえ、1万倍重要なのが『自分が取引した結果を分析すること』です。分析なくして改善点を見つけ出せるわけもないのです。改善点が見つけられないトレードに進歩はありません。たまたま一発ラッキーで大きく当てたとしても、分析をしないトレーダーに待っているものは、退場のみです。

 

これはFXトレードに限らず、どんな仕事でもそうですが、成功するためには『PDCAサイクル』を回さないといけません。計画(PLAN)を練り、実行(DO)して、分析・評価(CHECK)して、改善(ACTION)するサイクルです。会社員の方でしたらこの考え方は新入社員のころから刷り込まれているはずです。

営業、企画、生産管理、物流、工場、事務、販売…あらゆる仕事で、必ずPDCAサイクルの元で仕事がされ、会社が成り立っています。予算を立て、企画して実行し、売上(生産性)の分析をして次の改善案を作り、また実行していく、こういう仕事のサイクルになっているはずです。

これはFXも全く同じことです。ところがFXの場合、特にFX初心者は目先の勝ち負けに一喜一憂し、『CHECK』して『ACTION』することを全くしない人が大半です。これでは長続きしません。

FX初心者のこの決定的かつ最大の弱点をカバーしてくれるのが、DMM FX 取引通信簿なのです。FX初心者にとって最高の分析ツールです。

具体的には、通貨ペア別の損益、買い売り別の損益、利益の通貨別内訳、損失の通貨別内訳などを円グラフで瞬時に把握することができます。

自力でこのようなデータを作ることはほぼ不可能です。仮に出来たとしても大変な労力が必要です。DMM FXでは、これを自動的に一発で算出してデータ提供してくれるのです。利用しない手はありません。ここには、今後改善して、FX勝ち組に入るためのヒントが隠されているからです。

DMM FX 取引通信簿機能を活用した分析手法

DMM FX 取引通信簿を活用した分析手法を2つ紹介します。

1つ目は、この分析ツールを使って、自分の取引で利益が出ているのは買いエントリーなのか売りエントリーなのかを把握する分析手法です。買いと売り、どちらが自分は得意なのかを把握し、それをトレードの売買ウエイトに反映させるのです。

 

例えば、DMM FX 取引通信簿を使って下の画像のような分析結果が出たとします。上段グラフが買いエントリー、下段グラフが売りエントリー時の結果です。これを見ると、買いエントリーは若干のプラスですが、売りエントリーは圧倒的にプラスになっています。ということは、売りエントリーの方が得意であるという仮説が成り立ちます。

もしくは、買いは利益:損失=14:10ぐらいの比率なので、これはこれで良しとして、ある程度の負けはあるものの安定感はあるので、売りエントリーは見送って、買いエントリー1本に絞って着実に少しずつ利益を増やしていく、という戦術案も立てられます。

買いエントリーと売りエントリーは、同じFXトレードでも特徴・傾向は全く違います。FX相場はジリジリと上がっていき、一気に下がるパターンが非常に多いのです。過去のチャートを少し見て頂ければ、FX初心者でもお分かり頂けるはずです。

つまり買いエントリーで入れば、ある一定の地点まではジワジワ利益が出やすくなります。そして突然急降下し、一気に利益を吐き出すという展開です。一方売りエントリーで入れば、エントリーしてしばらくの間は含み損を抱えて戦うパターンが多くなります。エントリーした瞬間から都合よくレートが落ちていくなんてことは滅多にありません。ジリジリ上がる、つまり売りエントリー側からすれば含み損が増えていく展開です。しかしここを耐えれば、一気に下がってあっという間に利益が出る、ということが多くあります。

 

これらの特徴を踏まえつつ、あとは個人の性格やトレードスタイルを加味して、買いエントリー・売りエントリーのどちらが自分に向いているのかをDMM FX取引通信簿で見つけて頂きたいのです。

FXは買いエントリーか売りエントリー、どちらかに1本に絞っても十分に勝てます。むしろ得意分野に絞った方が結果は良くなります。買い・売りどちらでもエントリーしたい場合でも、DMM FX取引通信簿によって、自分はどちらが強くてどちらかが弱いかを把握しているだけでも、結果は大きく変わってきます。得意な方に高いロット数を投入し、不得意な方はロット数を控え目にするのです。買い・売りの分析と、その分析を活かしてトレードに強弱をつける手法は、非常に効果がありますのでぜひおすすめです。

 

2つ目は、今度は通貨別に得意・不得意を分析する手法です。

具体例を挙げます。下の画像は通貨別の利益・損失を出しています。左の円グラフが利益、右の円グラフは損失の通貨別比率です。

これを見ると、利益を出しているのは圧倒的にユーロ円であり、逆に損失の大半はポンド円であることが鮮明に分かります。

 

この分析1つで、トレードスタイルを改善できるのです。トレードはユーロ円を中心にして行い、大きな損失を出しているポンド円でのトレードをやめるという選択ができるのです。不得意通貨でのトレードをやめて得意通貨だけでトレードすることで、利益の出やすい効率的なトレードを実現できるのです。

このように、DMM FXの取引通信簿機能は、今までのトレードを振り返り、分析検証を行って、今後どうすれば利益の出やすいトレードをできるかの改善案を導き出してくれるのです。分析力に乏しいFX初心者にとっては本当に強い味方となりますので、ぜひおすすめの機能です。

DMM FX機能まとめ

・DMM FXのデモ口座機能はメールアドレスだけで無料にて利用でき、大変おすすめです。FXトレードがどういうものなのか、どのぐらいの値幅が動いてどのぐらいの利益が出るのかを体感できます。

・デモ口座資金は500万円が用意されていますが、実際にトレードするときに投入するロット数で練習することが重要です。

・デモ口座は、リアル口座トレード時の『ポジポジ病』を克服してくれるツールにもなります。

・DMM FX注文機能はFXトレードで必要な注文方法が全て搭載されています。『2-8.【重要】DMM FX 多彩な注文機能を活用した裏技トレード手法』は、この注文機能を活用した、堅実に勝ちを積み重ねられる手法ですので是非おすすめです。

・DMM FXプレミアチャート機能も無料で利用できます。その中でもマルチチャート機能は、FX初心者にとっても強い味方となります。複数の時間足チャートや、複数の通貨ペアチャートを見ることで勝率も格段にアップします。

・DMM FX取引通信簿機能は、FX初心者にとっての弱点である『分析力』をカバーしてくれる有り難い機能です。PDCAサイクルのC(分析・評価)とA(改善)を可能にしてくれます。買い・売りどちらのエントリーが自分に向いているのか、どの通貨ペアで取引した方が勝ちやすいか、などを瞬時に教えてくれる大変便利な分析ツールです。

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